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仕込みも最盛期を迎え、朝から暗くなるまで柿・柿・柿です。
今年は柿の集まりが悪く、例年の半減かと思われた仕込み量でしたが、ここにきて集まり始めました。
ほっとしたのが本音ですが、いつ、どれだけとれるのか農家さんでも分からないほど自然の動きは読めません。
うちに来てくれたことに感謝しつつ、柿と向き合うことを楽しんでいます。
一つとして同じ柿はなく、見た目だけで良し悪しが決まるわけでもなく、ひとつひとつがそれぞれのチカラを持っているから良いものができると思っています。
柿の神髄の仕込みは工業製品では決してできない細やかさがあります。手を介して造るから伝わる想いがあると信じて、今日もできることをやっていこうと思います。
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