香取の杜から、折々のたよりをお届けします。
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これまでのタンクにあった柿の神髄がなくなりました。
おかげさまで新しいタンクを開けられることになりました。
タンクひとつひとつ、発酵菌のバランスが異なっています。
偏っているのではありません。
異なっているのです。
1本の樹をとっても同じ樹が存在しないように、柿の神髄もタンク毎に変わります。
それぞれが異なるバランスを保ちながら存在している。
それがいつもちょうどいい。
自然の調和がなせる業ですね。
新しいタンクの柿の神髄をどうぞ楽しみにお待ちください。
今年の仕込みが終わりました。
今年は仕込み量が多く、時間がかかりました。
ですが、農家さんのご協力のおかげで、間隔をあけて仕込むことができたので、滞りなく終えることができました。
ありがたいです。
タンクは酵母発酵中で、炭酸で目が痛くなります(笑)
ですが、耳を当てると「ぱちぱち…」と命の音が聞こえます。
味噌開きをしました。
麹を起こすこところから作ったお味噌は、麹の甘みが感じられます。
定期購入(マイペース購入)の方に試食程度ですがお届けいたしますね。
酢之宮の手前味噌を楽しんでいただけたら幸いです。
※お味噌の販売は致しておりません。
新しいレシピが追加されました。
シソの実を酢醤油で漬けました。
柿の神髄を使うことで、醬油の旨味が引き出され、香り豊かなシソの実のコクが増します。
冷蔵保存でとても日持ちするので、たくさん作って楽しんでくださいね。
ごはんはもちろん、お豆腐、お刺身、お鍋など薬味として色々と使えます。
畑の柿の木が、少しずつ大きくなっています。
まだできる実は少ないですが、大きく育っています。
柿畑の隣を除草して、畝づくりをしました。
切り干し用の大根を植えます。
大きく育った(笑)雑草を刈り、両端に避けたら土ごと根っこをはぎ取って、根や茎をを丸めながら転がして、土だけが残るようにします。
雑草により根深さが異なるので、面白いです。
畝を作ったら種を植えて芽が出るのを待ちます。
午前中と夕方の作業だけでも、汗が滝ですが、時期を逃すと芽が出ないので、ここは辛抱です。
青い空と木々の緑は、見てるだけで癒されます。
北海道神宮へ行ってきました。
蝦夷国一宮である北海道神宮。
敷地はとても広くゆったりとしていて、いつまでもいられる心地よさがありました。
祀られている神様にも歴史があり、開拓の背景を感じて、感慨深いものがありました。
また敷地内にはサワラという樹木がたくさん植えられており、なんだか親近感!
その樹木の幹の太さと美しさに見とれてしまう酢之宮夫妻でありました。
昨年仕込んだ柿酢が無事発酵を終えました。
発酵を終えた子たちは、熟成に入り
とげが抜けたような丸みを帯びた、まろやかな風味に変わっていきます。
それでいて、のどに抜ける力強いエネルギー感は変わることがありません。
酵素酢柿の神髄の、生きてる時間が作る味わいを、ぜひ感じてみてください。
現在も柿の神髄は元気に発酵中です。
面白いことに、工房に入ると酢酸菌の機嫌が分かります。
今日はご機嫌だな、今日はおとなしいな、とか。
日によって違ったり。
タンクを抱きしめると、温かく身体が軽くなるような感覚を覚え
この子たちの生きるエネルギーを感じるのです。