東国三社巡り

先日、東国三社巡りをしてまいりました。その日は友引だったので、柿の神髄をお使いのみなさまへご利益が渡りますよう願いつつ参拝してまいりました。

 

東国三社巡りとは鹿島神宮、香取神宮、息栖神社を巡ります。

この三社の神様は日本書紀にございます「出雲の国譲り」で天照大御神から葦原の中つ国(今の日本)を譲るようオホアナムチ(出雲大社:大国主大神)に伝える使者(息栖神社はその乗り物の神様)として遣わされたといわれています。

これらの神様の交渉によりオホアナムチが国を譲ったことで、天照大御神の天孫であるニニギノミコトが地上に降臨し、その子孫である初代天皇の神武天皇が誕生しました。

天皇が元旦に行う「四方拝」に鹿島神宮と香取神宮が含まれているのも、このことからでしょうか。

 

もうすぐ新年を迎えますね。

この三社にお参りに行かれる方も多いかと思います。

これらの神様の活躍があって、今の日本があることを想い描きながら参拝するのも趣があってよいかもしれません。

 

今年は皆様にとってどのような年でしたか。

酢之宮醸造所にとって、今年はいろいろな気付きをいただきました。来年はこの気付きを、少しずつ自分たちに落とし込んで発揮できるような年にしたいと思っております。

 

今年一年、皆様には大変お世話になりました。

お電話で、お手紙で、工房や出店先でのたくさんのお言葉は私たちの励みになりました。

心より感謝申し上げます。

 

どうぞお身体くれぐれもご自愛いただき、良い年をお迎えくださいませ。