私たち酢之宮醸造所が初めて仕込んだ、最初のタンクが空になりました。
お酢がタンクの注ぎ口からちょろちょろと流れ出る間、あの日から今日までを感慨深く思い起こしていました。
昨年、柿の神髄を出荷し始めた時は、皆様に受け入れていただけるか、どのように評価されるか、常にドキドキしていました。
初めてご注文のお電話をいただいたときの、口から心臓が飛び出そうなほどの緊張感。
お届けに伺ったお客様の前で、言葉になって止まることなく溢れ出した柿の神髄への想い。
不器用な私たちは、お客様から様々な柿の神髄のチカラを教えていただきました。
たくさんの方々に支えられてここにある
最後のひとしずくが落ち、空になったタンクを見上げ、じわじわと感謝の気持ちが湧き出てきました。
皆様に心よりお礼申し上げます。
ありがとうございます。

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