お役立ていただき ありがとうございます

先日、お客様と電話でお話する機会がありました。
その方は、リンパの末期ガンだそうです。
知り合いの方から柿の神髄を勧められ、飲んでみたところ、便秘が解消され、身体の悪いものが全部出たようにスッキリし、熟睡もできたそうです。
それまで便秘薬も睡眠薬も飲んだところで大して効かなかったので、とても驚いたと同時に本当に嬉しかった、とおっしゃって下さいました。
お話をしていて、末期ガンを患っていらっしゃるとは思えないほどの、元気なお声とお話ぶりに圧倒されてしまいました。
そして、話の最中に、何度も何度もお礼を言われました。

「今の自分にとって、この柿の神髄は何よりのお恵みです。本当にありがとうございます。」

このような言葉をいただき、思わず涙があふれました。
ぐっすり眠れることがどれほどありがたいか、身体がスッキリすることがどれほど嬉しいのか。
この病気の方にしかわからないことですが、通常の人でさえ、この二つが阻害されるのは辛いことですから・・・。

また、一番印象に残ったのが

「私は病気だけど病人じゃないの」

という言葉です。
本来であればとうに亡くなっているはずなのだそうですが、周りには一切告げず、今も、旅行をすれば、お食事にも行く。
周りには悟られないよう、最期まで自分らしく生きる。
気丈なまでに言い切るお客様のお役に少しでも立てるのであれば、私たちがこの仕事を始めた甲斐がある、そう心から思いました。

お客様にこの話を酢之宮だよりに載せて良いかお伺いしたところ、「この病気で苦しんでいる方は他にもたくさんいらっしゃるはずだから、どうぞ、このままお伝えください。」と快諾してくださいました。
どうか少しでも、同じように苦しんでいる方が楽になれますように、そのお手伝いができますように、と私たちは願ってやみません。

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コメント: 2
  • #1

    ちょっこ (木曜日, 14 1月 2016 00:10)

    私の父も、私が
    結婚式の時に癌を患い、
    その後一年とたたずに天国へ旅立ちました。
    このお酢、飲ませてあげたかったな( ; ; )素敵な素晴らしいお仕事、情熱が伝わってきます。頑張ってください(o^^o)応援してます!

  • #2

    酢之宮 (木曜日, 14 1月 2016 13:33)

    ちょっこさん、コメントありがとうございます。
    ちょっこさんも辛い思いをされたんですね。葛藤の日々だったかと思います。

    病気になると、自分の人生の選択肢を自分で決めることが難しい世の中ですが、それが出来るようになれば、見える景色が変わるはずだと信じています。
    そのお手伝いをしていきたいと思っています。